「厄年とは、役に立つ年である」とは、何と頼もしい!み教えだろう。
世間では厄年には良くないことが起きると言われており、前厄、本厄、後厄と、3年間に亘りビクビクしながら生きなければならないなんて、何と不自由なことだろう。
男性も女性もある歳になると厄になると言うが、根本的にその歳になったからといって、皆が皆に、不幸なことが起きたり、事故や怪我、不都合なことが起きるわけではない。
とはいえ、誰でも老化は必ず徐々に進むのであるから、昔から語り継がれていることを思うと、その歳になったらいつもよりは注意するとか、今までよりも無茶をしないとか、それくらいの心積もりでいれば良いのではないだろうか。そう考えると、厄年だからといって必要以上に怖がることはない。
そのうえで、例年以上に「役に立つ歳である」と思うと、元気が湧いてくる。
人には誰にだって神様から託された役目がある。それをこれまで以上に元気に、神様に喜んでいただける働きが出来るよう願わせていただくと、更に自信と勇気も湧いてくる。
厄年を忌み嫌うのではなく「役に立っていく歳」として、楽しみながら喜びの心で日々の努めに励まさせていただきたいと、年の始めに祈願している。
(編集子)
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