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執筆者の写真金光教日本橋教会

今月のコラム(2024年6月)

日々の生活の中では、自身や家族のこと、未来に思いを巡らしてはついつい取り越し苦労をしてしまう。

何と言われるか分からない、落ちたらどうしよう、失うかもしれない…等々、考えれば考えるほどきりがない。

かといって、結果ばかりを気にして手元の課題を疎かにしていては、良い成果が生まれることはない。未来は、心配を神様に預け切って、今やるべきことをきちんとやったかどうかで決まるものだ。

人間だから見えぬ先々のことを心配したり不安に思って、あれこれ思案するのは自然なことかもしれないが、自身の心を痛めずに済むよう、その思いを素直に神様に委ね、安心して今やるべきことに取り組むこと、それが何より大切だ。

例えば、家族のことが心配だからと言って、24時間付いて回るわけにはいかないし、留守の間に何か起きるかもしれないと思うと家を空けることすら躊躇したり、出先で不都合なことが起きはしないだろうか?と思ったりと…様々な不安要素を想像しては、取り越し苦労をしているのが現状だ。

心配の種は探せばいくらでも出てくるが、そこを神様にお任せし、自身が神様を信じ任せ切ったうえで、安心の境地で日々を嬉しく楽しく過ごしていく、そうすれば自然と取り越し苦労をせずにいられるようになる。

心配や不安は過ぎればただの取り越し苦労でしかないし、自身の不安を増幅させるより、神様を信じて頼みながら、今出来ることに専念することこそが、まさに「転ばぬ先の杖」になっていくのだ。(編集子)

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