「人間は病苦災難の時、神や人に助けてもらうのであるから、人の難儀を助けるのが人間であると心得て信心をせよ」… Aさんは親の代からの信心を原動力に、ある奨学金の管理を担当している。卒業生は全国に散らばるが、返済猶予の相談がよくある。その時は、規則にそって相談をするのだが、Aさんは相手の事情をよく聴き、規則が現状に合ってない場合はその改革をし、また返済が放置されていたものは出張もいとわず相手に親身になって片づけてきた。どんなに大きな問題でも、「神様のお役に立たせて下さい」と祈りながら道がついてきた。
現代人は神様という言葉と縁遠いが、それは天地とか親なる天地でも良かろう。天地の恩恵を受け、また人のお世話になって生きている私たちだ。人も我も喜び、天地も喜ぶ喜び合いで働かせてもらおう! 畑淳
Comments