No.276 「今月今日で」の重大な価値 NIHONBASHI HOT LINE
次の「おかげ話」には、ある大事な共通点があることにハッとさせられました。
借金取りに追いかけられても、自分には返す力がないので、神様という社長に頼んでおき、自分は従業員として、丁寧に取立て人の応対をし、目の前の仕事に精を出していたら、やがて社長が完済してくれた。
ステージ4の末期癌と宣告されたが、「未来はない。だが過去もない。あるのは今だけだ。今を生きよ!」との言葉に目覚め、先のことは神任せにして、今に全霊をこめていたら、いつの間にか長生きをしていた。
「一心に信心すりゃ、おかげが受けられるのじゃ。…不足にはおかげはない」。伝 荻原須喜
共通点の一つは、神様に任せ切る、ということですが、もう一つは「未来の不安や過去の難儀に目を向けず、今の今を、ありがたく生きる」ということでしょう。実はそのことを「今月今日で」と教えられていた、そこにおかげが生まれるのだ!と、思いました。 畑 淳