Ａさんが先日、試験を楽な気持ちで受けることができたととても喜んでおられました。と言うのも試験勉強をしようと思っていたその一週間には急な用事が次々と起こり、家族からもあれをしてこれをしてと頼まれ、対応しなければならなかったので、結局ほとんど勉強をする暇が取れなかったのです。以前の自分ならばとてもイライラして怒りが爆発していたに違いない。しかし今回はそうならずに済んだと喜ばれたのでした。
金光様は「何事も神の差し向け」と言われますが、「差し向け」の中には不都合なこともたくさん出てきます。けれども、その一つ一つの事柄にも皆、神様のメッセージやお導きが込められている。そういう思いで生活をし始めた結果のことでした。10月の御大祭ではS先生が「神様は多面的に、私に一番適した方を差し向けてくださる、出会いを下さる、こういう生き生きとしたお道をいただいています」と語られました。
苦労が苦労にならないお姿でした。 畑淳
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