今月のコラム(2019年7月)
「信心する者は驚いてはならない。これから後、どのような大きな事ができてきても、少しも驚くことはない」
こんなみ教えがあるが、その境地に達するのはなかなか難しい。
信心していても、予想外な出来事に遭遇したり、不幸に見舞われてしまうことはある。
だからこそ、日々の信心でそれらの立ち行きを神様にお願いし、良い方向へお導きいただくのだが。
日々神様に心を向け、願い、祈り続けることで、少々のことでは驚かなくなり「これも神様からの課題かな…」とも思えるようになったとしても、自身の手に負えないことや、想像だにし得なかったことが起きるとうろたえてしまい、心配に負けてしまいがちだ。
神様に願い、縋っていれば「何の心配もない!」と思えるだけの信心の稽古に励みたい。
そのためには、祈りという行動を起こす前に、そもそも我が身の正体とは、という認識を新たにせざるを得ないようだ。
編集子