天地金乃神は昔からある神である。途中からできた神ではない。
天地ははやることがない。はやることがなければ終わりもない。天地日月の心になることが大切である。
信心はしなくてもおかげは授けてある。
このみ教えから「天地金乃神」は、人類が地球上に現れる前から存在する神様であることが分かる。
人類はもとより、生きとし生ける全ての生き物は、天地の恩恵の中で育まれている現実を鑑みれば、信心しなくてもすでに大いなるおかげをいただいていることも分かる。
この地球がある限り、天と地の働きは不変であり、終わりがないのだ。
大いなる恵みは、ひと時も止むことなく、綿々と続いているおかげで、私達は生かされている。
新年を迎え、多くの人が神社仏閣に参拝する。
これは自分の力ではない、見えざる神仏に対して畏敬の念を持ち、今年もお守りいただきたいという思いの現れだろう。
新年を迎える時ばかりではない。実は、いつも元日のような心持ち、つまりは感謝と畏敬の念を忘れないでいれば、毎日がありがたく、もったいないものになっていく。
生かされて生きているお互いの日々を、2022年の新春に改めてかみしめたいと思う。
(編集子)
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