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今月のコラム(2026年1月)

大阪からお参りしたある信者が、「金光様、大阪は広うございます。四区二郡に分かれておりますから」と申しあげたら、

「大阪は広いなあ。しかし、神からみればけし粒よりは少し小さかろう」

と仰せられた。


このみ教えを読むたびに思うのは、人間が見えている視点は一点であり、周囲が見えていないことだ。


特に困難な状態に陥ると、自分だけが不幸なのではないか?なぜ自分だけこんな苦しい思いをしないといけないのか?といった思いが次から次へと湧いてくる。それは無限ループとなり、いつまで経っても苦境から脱することが出来なくなる。


今自分が見ているものはこの手元にしかないが、実は自分に手を差し伸べてくれている人はいる。手元しか見ていないから、それに気付けない。顔を上げ周囲を見渡してみたら、見える景色は大きく変わってくるものだ。


顔を上げてみれば、近い景色から遠くの景色が見えるようになる。これまで自分がそれを見ていなかっただけで、世界は実に壮大であることが分かる。


宇宙からみた地球の映像を見たことがあるが、私達が住む地球さえ、宇宙から見たら小さな球体にしか見えないのだから、今私がいるこの場所は、宇宙から見たらまさにけし粒、いやその存在さえ見付けることが出来ないかもしれない。


神様は天地自然の万物を生かし、時々刻々と絶え間なく働き続けてくださっていることを思うと、人間に出来ることは些細なことだと気付く。それさえ神様の働き無くしては成し得ないのだ。


自分を常に守って下さる神様の壮大な働きを想像し、心を向けていると、自然と気持ちが楽になる。

そればかりではない。この圧倒的に大きく生きた天地を頼むべき神様として一心の祈りを向けていくところにこそ、また人間業を超えた大きな生きたお働きが現れる。

大いなる働きに生かされているこの瞬間を喜び、楽しむ2026年を過ごさせて頂きたいと願っている。(編集子)

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