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今月のコラム(2022年2月)

神は人間本体の親である。信心するのは親に孝行するのと同じようなものである。

神様の恩恵なくしては、私達は一日たりとも生きることは出来ない。

そればかりか、神様は親心をもって、私達人間を慈しんでくださっている。

だから、実際に自分を産み育ててくれた親に孝行するのと同じような気持ちで神に向かっていくと信心になる、と仰っている。

生まれた時から親の愛情と献身を受けて成長する人は幸せなことだ。

だが、その幸せを受けていながら、知らずにいる人が案外多いものだ。

親のことをありがたいと知り、親が喜んでくれることを少しでもできるようになりたいものだ。

ただ、親には恩返しをするばかりが孝行ではない。

親は子に与えようとする思いを持ってくださっている。

その思いをすなおに受け取ること、そして、しっかりと喜びを表すことも大きな孝行だ。

そこに親子が共に喜び合うという美しい世界が生まれるのだ。

その親子喜び合いの関係作りを神様との間で進めていくのが信心らしい信心だ、と言われている。(編集子)

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