「真にありがたいと思う心は、おかげのはじめである」
のみ教えには、
「真にありがたいと思う心は、幸せのはじめである」
ということも含まれている。
日々の暮らしの中で、どれだけ「ありがたい」と思えることを見つけられるかで幸福度は変わる。
同じ事柄でも、不満に思いながら取り組むのと、苦手だけれどやってみよう!とポジティブに受け止めてやるのとでは、その結果は自ずと変わってくる。
人間は、不平不満を見つけるのは得意だが、恵まれていること、ありがたい事柄を見つけるのは苦手な生き物のようだ。
けれども、出来ることなら何事にも喜び、感謝の心で取り組むほうが、気持ちも楽になる。
すると、当たり前と思う事にも自然と感謝の念が湧いてくるようになる。
世界では戦禍に追われ、日々の暮らしが営めない人も多くいる。当たり前だと思っていた日常とは、実に「ありがたい」。それを味わえる自分がまた「ありがたい」、と幸せをかみしめている今日この頃だ。(編集子)
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