人間社会に生きている私たちには、状況の報告や共有、計画や指示の確認、人へのあるいは人からの助言や援助要請など「伝えるべき」ことはいろいろとある。
いくら話が苦手だといっても、必ずしも黙っていてはいけないのだ。
「なぜ言わなかったのか?」とお叱りを受けることもあるだろう。
「伝えるべき」までのことではなくても、他人の意見を聞くことで気付かなかったことに気付けたり、励ましに勇気付けられることもあるから、話すことが悪いわけでもない。
とはいえ、伝えるべき相手は唯一「人間だけか」というと、そうではない。
私たちは生きた天地に生かされて生きているのだから、その生きた天地を神様として申し上げていけば、神様の方はいつでも聞いてくださる。
人に伝えるべき事であっても、また事によっては人に話さずとも、まず先に神様に逐一報告し、先の展開をお願いし、神様の采配に委ねていくと良いのだ。
自分のなすべきことを神様に願いながら後は神様にお任せをしつつ、最大限の努力をしていれば、間違いなく物事は良い方向に導いていただける。
必要とあれば神様が「この人には話しておきなさい」と教えてくれることもあるだろう。それは日ごろからの信心あればこそだ。
神様を常に心に迎え、何事にもお礼を申しお願いしていくと、良い大きなお働きを頂ける。(編集子)
Comments