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今月のコラム(2025年5月)

どんなに医学が進歩しても病が無くなることはなく、むしろ増えている気さえする。食べるものも十分にあり、健康に留意した生活習慣を心がけていれば、そうそう病気になることはないが、肉体的よりも精神的に病んでる人が多いのが現代だ。

不登校、登社拒否、自己中心的思考、被害妄想、自意識過剰、承認欲求の塊…等々により、窮地に追い込まれている人が多くいる。

そうなると団体生活においては、芳しくない進捗状態となりがちで、時間の経過と共に周囲との軋轢を生みやすくなり、気付けばそこに居られなくなったり、さらに精神的に行き詰まってしまうこともある。

周囲と協調し遂行していける者からしてみれば、そう出来ない人を厄介者扱いしがちだが、信心する者はその人の助かりを神様に祈ることが大切だと教祖様は仰っている。一見厄介者と思われるような人でも、神様のかわいい氏子には変わりないのだから、その人が立ち行くように、ツライ気持ちを神様に吸い取ってもらい、周囲と笑い合える日々になれるよう祈ること、それが信心させてもらっている者の役目だと。

そうは言っても、限られた時間のなかで仕事や物事を成していくにあたっては、そんな悠長なことは言っていられない、という面もある。だからこそ、「双方が共に」立ち行く道筋のお繰り合わせを頂けるよう、陰ながら祈らせていただくことが解決の近道なのだ。

他者を責めても問題は解決しないので、少しずつでも、気付いた時には神様に心を向け、祈りながら進めていける自分になれたら…と思っている。(編集子)

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