今月のコラム(2026年9月)
どの宗教を信じていてもくさすことはない。
みな、天地金乃神のいとし子である。
世界には数多の宗教がある。
普段信心はしなくても、先祖の墓に参拝したり、お正月には初詣、子供の誕生、七五三、受験…といった節目や、日々の願い事がある時等々…折に触れ、神社仏閣への参拝をすることはあるだろう。
大方の日本人は、それが何宗だから、といった深いこだわりはなく、近所だから、たまたま通りかかったから、SNSで流行っていたから…といったフラットな心持ちで、神仏へ頭を下げる者が多いように思う。
だが、世界には「自分の信じる宗教が一番であり、他は邪宗」と決め付け、他の神仏に手を合わせるなんてもっての外というものもある。自分が信じるものが一番と思うことは自由だし、そう思えるからこそ、熱心に信心に励むことも出来るのだろう。とはいえ、他は許せないと言って罵ったり、攻撃したりするのはどうだろう?
その思考は宗教に限ったことではなく、日常生活においても起こりがちだが、最初は些細ないさかいだったものがエスカレートしていき、果ては戦争へと繋がってしまっている。
金光様は、この世界の「全ての氏子は、天地の親たる神様のいとし子である」と仰っている。
神様が親であるならば、私達人間は全て兄弟姉妹ということになる。そんな間柄の私達が他人を傷つけたり、貶めたり、喧嘩をしたり、戦争をしたりすれば、親である神様はどれほどお嘆きだろう。「皆仲良くして欲しいな」と悲しんでおられるのではないだろうか。
人生を豊かにするための信仰が、戦争の種になっている現実は残念でならない。
宗教に限らず、人にはそれぞれいろいろな考え方や嗜好がある。それが自分にとっては「間違った」考え方、嗜好であっても、親としての神様にとっては、まず第一に子供同士の不仲やいがみ合いなく、仲良く共存してもらいたいと思っておられる。
どんなに言い分があっても、相手も自分と同じ神様のいとし子であることは忘れないようにしたい。(編集子)





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