令和2年は新型コロナの年でした。まだしばらく続きそうですが…。
私がコロナ殿のおかげで判らせていただいたことは、人が人から頂く力は実に大きいなあ、ということでした。参拝者が一度に集まり過ぎないようにと、長らく祭典時刻は朝7時からにしてきたのですが、祭典日には9月頃から従来の祭典時刻である午後2時に参る人も増え始め、久しぶりに再会すると、お互いにパーッと大きな力が湧いてきたのです。
これは一体どういうこと?みなさんは神様からおかげを頂こうとして参ってきているはずなのに、実は人から力を頂いている…。
そうか!おかげは確かに神様からを頂くものだが、そのおかげが人を通じてさらに増幅して現れるんだな、と気づかされました。
そして、人が神様からおかげを頂くにも、最初から神様と直結できるものではない。だからどうしても「人と神との間に立つ人」が望まれるのだ、と実感したのです。「神、『人』を求めたもうこと真に切なり」なのだと。 畑淳
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