ご家族が亡くなられ、四十九日の法要が済んだと言う方がおられました。都合により、実際の四十九日を過ぎてから行なったのですが、お坊さんからは四十九日より後にせず、前に行なうものだと言われたそうです。けれども、金光教の信心をされていた方なので、構わないから、この日に行なってくれとお頼みしました。金光様では「日柄方角は見るに及ばず」と教えているので、この方は自信を持って、あのように答えることができました。
ただし、日にち決めは自由だというだけでいいのではありません。大事なのはどの日であれ、予め神様に「この日にさせて下さい」とお願いをしておくことです。それを金光様は、家主の留守中、玄関先に勝手に物を置くと帰ってきた家主に蹴散らされる、という例えでおっしゃっています。たとえ怖い家主でも、先に名乗っておくことが極めて大切です。
最近では、署名のないメールで、誰からのか判らない時があったりもしますが、これなども気を付けるべきことだと思います。畑淳
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