H.T.(道具係)
7月21日の集会はちょうど、自分自身にとって信心の捉え方の変遷期でした。幼少期から、
「自分の人生は自らで切り開くものである」「神様は見守って頂く存在であり、人生の結果は自己責任である」
という解釈をしながら大人になってきた自分にとっては、これまで教会で淳先生から「神様に全てをお任せする」というお話を頂いても、
「そうなのかなー」
と、理解しようと努めつつもできない、というのが本心だったのです。
けれども、今年になってから苦しさを感じることが幾つも発生し、人生どん底な環境の中に置かれて理解したことは、
「人間は、起きることを選ぶことはできないのだ」
ということであり、だからこそ「神様に全てをお任せする」心持ちが必要なのだという理解でした。
前職を退任し、5月頃から教会に参拝を続けながら悶々と、どう生きようかと悩み、自分なりに少し先の展望が開けたタイミングで開催された130周年の集会でした。舞台裏でステージの設置や片付けを担当しながら印象的だったのは、信徒の歌手の方が、入場前にそっと手を合わせてご祈念をされる姿であり、コーラスで多くの信徒の方が一生懸命歌われる姿でした。
同じ神様に向けて一心にご祈念をしつつ、日々の出来事と向かい合っている人達がいる。このことに、勇気を頂いた130年の集会であったように思います。140周年も、どうか関わる皆様が健やかに伸び伸びと迎えられますように。
そして願わくはその時は、若い仲間も更に増えてくれれば有り難いなぁと思います。
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